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白鳥の種類
コハクチョウ白鳥の仲間は世界中に8種類です。北極に近い地方で繁殖しているオオハクチョウとコハクチョウ、 そしてアメリカコハクチョウ、北アメリカの一部に住むトランペッタースワン(ナキハクチョウ)、 南アメリカのアルゼンチンやチリに住むクロエリハクチョウと1番小型のカモハクチョウ、 ヨーロッパに広く住み皇居のお堀にも放鳥されているコブハクチョウです。 オーストラリア大陸北部には体も足も黒色のコクチョウが住んでいます。

白鳥の種類
深谷市に渡ってくる白鳥はコハクチョウとオオハクチョウです。オオハクチョウは、東北地方や北陸地方に主に渡り、関東地方に現われるのはまれです。
コハクチョウは、北極に近いシベリアのツンドラ地帯で子どもを育てます。ツンドラ地帯は夏には表面の氷が溶けて、温地帯となり大量の昆虫が発生します。コハクチョウは3〜5個の卵を産み、29〜30日でヒナが生まれます。ヒナは急速に大きくなり、エサのない厳しい冬が来る前に長い旅に出ます。
2種類の見分け方はオオハクチョウは体が一回り大きいこと、くちばしの黄色の部分が先の方までくさびのように広がっているところで区別できます。


コハクチョウ

全長約120cm
黄色の部分は
くちばし全体の半分以下



コハクチョウ

全長約140cm
くちばし全体の
半分以上が黄色



コハクチョウ

家族単位でグループを作り、このグループがたくさん集まって群れを形成しています。純白の成鳥(親)と灰色の幼鳥、亜成鳥(子ども)の家族はとても仲が良く強い絆で結ばれています。昼は河岸近くでエサを食べていますが、夜は犬を恐れて川の中州で寝ます。
  食べ物は水草(アマモ)や水生植物(アシ・ガマ)の茎や根を、長い首を水中に入れ逆立ちの姿勢で食べますが、潜水はしません。人間の与えるパン・麦・米もよく食べますが、このときは水面にくちばしを水平につけて食べます。

年度 初飛来の日 年度中の最高飛来数
平成5年
10月29日
133
平成6年
10月18日
183
平成7年
11月6日
134
平成8年
10月23日
88
平成9年
10月23日
160
平成10年
10月25日
111
平成11年
10月22日
136
平成12年
10月19日
220
平成13年
10月23日
172
平成14年
10月24日
221
平成15年
10月24日
181
平成16年
10月29日
181
平成17年
10月25日
279

※白鳥飛来期間…10月下旬〜3月中旬頃まで

飛び立つのは体重が重いため、水面を助走しなければ飛び上がれません。昭和57年に11羽のコハクチョウが飛来して以来、次第に数が増えて来ましたが、年により水草の生育状況が変化するため、エサ不足で栄養失調となる個体が見られるようになりました。そこで故石川信夫さんが、平成3年の冬にパンを与えて餌付けに成功しました。
以来、市民や市職員の協力と、多くの農家、企業の支援に飛来数も増加し、平成14年には過去最高の221羽を数えるまでになりました。
※現在は自然のままの状態を保護するために、餌付けは行っていません。
コハクチョウは遠く4,000kmもの長く苦しい旅をして、毎年深谷市を目指し渡って来ます。彼らは深谷市の市民と環境が良いからこの地を越冬地として選んだのであり、いつでも彼らに対する愛情と良い荒川の環境を残してあげることが大切であると考えます。


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